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実はmixiにもチラリとは書いたんですが、一ヶ月ほど前に「魔法先生ネギま!」をよせばいいのに全巻一気購入してしまい(苦笑)、
読みふけっていたわけですよ。いや、マガジンで連載しているのを追っかけているのでもなく、半ば衝動的だったんですが、まぁ、
アニメも終わってほとぼりも冷めただろうし。と思って。最初はマンガ喫茶でかるく一巻から四巻まで。で、
もうハッと気がつくと家には十二巻まで山づみだったという・・・いやはや。
最初は「今度は31人でハーレムかよ、かわらんなー」とか思ってたんですが、物語が進み、修学旅行編でこりゃマジで化けている。
と自覚。いや、自分の色眼鏡を反省。正直、面白いですよ、この作品。
現在連載中のパートである学園祭のバトルについてもよくまぁ考えているな、と。いや、確かにガチなバトル漫画ではありませんから、
あまりに何ですが、ちらりと格闘技ネタで小ネタをさらりと触れてしまう(百年前に合気道を教えてもらったって、
あの北海道白滝村(現遠軽町)にいたあの人かよ~!?とか)懐の深さがあったりします。いや、男気あるシーンもありますしね。
で、ネットでの「ネギま!」のファンサイトや考察サイトによる合同企画として同人誌を出したというのを、「"http://t3303.ifdef.jp/negima.html">ネギま!で遊ぶ」で知ったのがつい最近。
これが上記の本、「ネギま!で遊ぶ・・・
エーミッタム(解放)!!」。
ある企画に引かれて、滅多に買わないこの手の同人本(大抵創作オリジナルが主体ですので)を購入してみました。いや、だって、
作者本人がインタビューにアレコレと答える同人本ってなかなかナイっすよ(笑)。それも恐ろしく赤裸々な内容で。
というわけで目玉が作者である"http://www.ailove.net/main.html">赤松健氏とサイト管理者たちとの対談というかインタビューが目玉企画でした。
いやぁ、結論から言うとですね、かなりキワドイ台詞なり、作者の理詰めでのアプローチだったり(システマティックなスタジオ編成だったり、
マーケティングだったり、プロデューサー的才覚だったり)が明らかにされる一方、やっぱりネタが古いよ、今時、
ゼビウスのフラッグだのソルだのいって30代以前の奴がわかるかい!!とかそういうくだりもあったんですが、
予想外の姿も明らかになりましたね。作者は恐ろしくドライで、評価の軸として「数字」をもっているんで、何事あってもブレない。
まず数字(アンケートの結果など)を見て判断している側面もある。一方で、そうではない部分もある。
それから話はネギま!だけにとどまらず日本の漫画界の某作家とか、もうあれやこれや作者の口から飛び出すきわどい言葉などなど。
酷評されているアニメ版のあたりも、もう作者は人がいいんだか、あのプロデューサーがアレなのか、ってな話まで。
スクランついてのくだりは自分も最新刊を読んで感じたことなので同意してしまいましたが。
自分が評価するのは、ようやくエヴァ以降(あまり不勉強な面もありますが、自分の印象として)、
久々にテキスト系で評論というか喧々諤々されるような作品が出てきたかな。というところですね。
どうやら話に聞くと、一般にオタ系の作品と思われるこの作品ですが、最近は読者層が広がっているとか。それもどちらかというと、
低年齢層だということで・・・。非常に興味深いところではあります。
というわけでこの本、他にも色々と企画はあるんですが、このインタビュー企画だけでも十分にペイできます。いや、
他の企画も色々と面白いんですよ。他評論もありますので。久々に読み込んだ評論系同人誌でした。はい。
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