■おや、その作品は。
「週間コミックバンチ」で新連載がスタートしているのでチェック。
「グ・ラ・メ!」(原作西村ミツル/漫画大崎充)がその作品。
首相官邸で吉田茂首相以来の官邸料理人として若い女性シェフが訪れる…はて、この作品、どこかで…と思ったら原作者、西村ミツルさんでしょ、ってことはモーニングで連載していた「大使閣下の料理人」の焼き直し? と思って読んだら、作品に、主人公が「大使閣下の料理人」で主役をはっていた大沢シェフの弟子であることが明かされている!?(笑) なるほど、「大使閣下の料理人」の続編ってわけね。一応、大沢シェフ、フランスへ再修業したようですな。この作品でも出てくるのかしらん。
あと、絵柄からすると、小畑 健さん(デスノート)の強い影響が出ているからアシか何かやっていたのかしらん。これは後でチェックしようかと思います。非常に綺麗です。いつまで持つのか疑問もありますが…。
■それは本気なのかニャ?
防衛庁が発表した平成18年度事業評価ということで現在進めている計画の公開が行われているのだけれど、軍オタ、特に陸モノ関係の皆様が注目しているのは、「機動戦闘車」。なにやら「中距離での直接照準射撃により軽戦車を含む敵装甲戦闘車両等を撃破するために使用する機動戦闘車を開発する」という、ある種クラリときそうな文言が書かれている。っていうことは、ちゃちいシロモノ積む気はないのか。ひょっとして105mm!? ストライカーMGSか、センタウロだなぁ。
でもまぁ、正直言って防衛庁の中の人がどんな意思でどれだけの配備するかがわからない。個人的な感想としてみれば、陸自の装輪車両シリーズを整理する一環で、87式とかの装備改編かなぁとは思う。(ある程度の抑止には役立つし、ヘタすりゃ海外派遣にも使えるとは思う。TK-Xなどひょいひょいと持ち込めないからね)
だがしかし、これって使い勝手がいいか非常に疑問。車輪だから高速移動は出来るけれど市街地で使うには装甲が弱い。路外へ出たときの機動力は疑問。スラット装甲じゃATM飽和攻撃には耐えられない。電磁装甲やアクティブ防衛システムでも積むのかな。そんなのはまだ夢物語で手堅い防衛庁がそうそう積むとは思えないのだけれど。
しかし90式はほんと北海道専用戦車となる予感。まぁ、使い勝手が偏るのも良し悪しです。海外からはとんでもねー(まだ正体が明らかになってないからだと思うのだけれど)という評価はあるんですがね。
■ふふん。
同じく防衛軍事関係ネタのC-X/P-X計画から。
上の機動戦闘車ネタだけれどストライカーより救いがあるとすれば、アメリカではC-130縛り(アメリカの作る軍事車輌はかなりの割合でC-130の最大積載量+格納サイズの制限を受ける)があるのだけれど、自衛隊の場合はC-Xがあるおかげでまだサイズの拡張などが可能な点。最大37tなので、その他もろもろ入れて20tちょいの機動戦闘車輌はサイズの拡張などがまだ見込める点。
で、C-Xは特に問題はないのだけれど今週はP-Xの話、ここのサイトで結構盛り上がっている模様(http://kiyotani.at.webry.info/200608/article_25.html)。
旅客機とP-Xを統合開発といっても、P-3Cの母体となったL-188エレクトラの時とは違い、旅客機が求められる要素と哨戒機に求められる要素はあまり重ならなくなってきたのが大きいんだけど…。
世界にこれだけ広い領海を抱えた国がアメリカを除けば日本ぐらいで、おまけにあと20年近くはホットスポット確定で、海上・海中から何が侵入してくるかわからない国ですよ。高速+長時間の哨戒能力は必須ですよ。P-3Cの配備数が多いのかの理由もちゃんと考えてほしいもんです。
低空でソノブイ落としてパターン飛行もせにゃならない。ついでにイザとなれば対艦ミサイル翼下にごっそり積んで対艦ミサイル飽和攻撃もこなす必要がある(現代によみがえる中攻だ)。
で、旅客機でどういう機体ならいいのかご教授願いたいと思うわけですよ。P-8MMAもご他聞にもれず大炎上中ですしね。
まぁ無論、日本の航空機産業とが売り込み下手とかは正直言ってありますけどね。ちょっと牽強付会の感がなきにしろあらず。あまりコメントにも正しい答えを書かれていませんしね(w
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