2006年9月12日火曜日

サッカーにおける中盤選手の分類とか

■へー、面白い表現。
最近よく読むサッカー系blog「doroguba~football column~」から、最新のエントリを読む。
「 ジーコとオシムの違いについての考察  というか今更ながらCL予選のフネルバフチェを見たんで」
http://doroguba.at.webry.info/200609/article_11.html


内容については読んでいただくのが一番として(手抜きで申し訳ない。ただサッカー好きの方であれば全文読んでいただくのが一番だと思います!)、自分が興味深かったのは中盤の選手に対する表現。

ワールドサッカーダイジェストからとのことですが、面白いので引用させていただきます
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1、インテルディトーレ(阻止する人)…守備的MF、マケレレ、アルベルダ
2、クレソール(飛脚、使者)…運動量とダイナミズムが武器のMF、ガッツゥーゾ、ダービッツ
3、インクレソーレ(襲撃者)…前線への攻めあがりが武器のMF、ランパード、グティ
4、レジスタ(演出家)…演出家、オーガナイザー、シャビ、ピルロ
5、ウニベルサーレ(万能の)…守備も攻撃もできるMF、エメルソン、ヴィエラ
6、アティピコ(非定型的な)…本職ではないMF、デコ、ベッカム、中田英
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へー。イタリア語の表現ですね。面白いなぁ。まぁ、実際は上の分類に若干重なるところがあるとは思いますが。

確かにオシム監督は、インテルディトーレとして鈴木啓太、そしてクレソーレとして阿部や山瀬を使うのだけれど、チームの中核としてはやはりインテルディトーレは必要だと思うのですよ。サポティスタなどではおなじみの武藤文雄さんに書かせると「知的労働者」、サッカー解説者の湯浅さんに書かせると「猟犬」だったかな。鈴木か今野がそれにあたるのですけれど、やはりチームのコアには必須ですよね。

あとは、クレソールだけで試合が出来るのか・・・ここにオシム監督の焦点があると思います。テクニックも水準以上あって、サボらず頭を使って走り続けるタイプ、正しくクレソールタイプの選手を結構重用していますから。
しかし、サッカーにはレジスタも必要だしなー。小野はレジスタ気取るにはいまいち・・・いやかなり不安なところありますし。長谷部はどうなんだろうか。最近レッズの試合も見ていませんしねー。

ちょっと10月の試合あたりからオシム監督のチーム作りも本格化すると思うので、それを見るときにはこの分類を思い出しながら見てみようと思います。

追記。
中田はアティピコと言われていますが、基本的には本人はレジスタやりたがっていたが、本質はレジスタよりもインクレソーレよりだったと思います。ペルージャ時代のハーフカウンターなどの切れ味を見てしまうとね・・・。

追記の追記。
この手のサッカー選手の表現って結構面白いですよね。自分の中で印象に残っているのは、全盛期の頃の前園を称して、「ポンタ・デ・ランサ」(ポルトガル語で槍の矛先、つまりトップ下)と言っていたのを思い出します・・・古いか(w

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