JIN(仁) 第4巻 (4)
posted with amazlet at 04.11.07
村上 もとか
集英社 (2004/11/04)
売り上げランキング: 326
通常24時間以内に発送
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おすすめ度の平均: 
続きを非常に楽しみにしているのだが、ようやく4巻! 不定期連載なのが痛い。
現代である不思議な事故に巻き込まれた外科医、南方仁が目覚めた場所は江戸時代、幕末直前の日本だった・・・というわけで、前巻でペニシリンの精製に成功した南方だったが、彼の持つ現代医術は幕末の医者はおろか蘭方医達までも敵視し始めることになってしまう。後ろ盾であった緒方洪庵も病に倒れ、彼は動乱の時代へ近づく江戸にて病や怪我に立ち向かうことになるのだが・・・というわけで四巻です。
今回も江戸の風俗や制度、組織に関する詳細な考証、そして医学に関する考証と、細かいところでの気配りが行き届いています。何しろ、緒方洪庵が出てきたときに、この人ってたしか・・・と思ったら、ちゃんとこの巻で重要な役割を果たし、今回から新しい登場人物、濱口儀兵衛(ヤマサの醤油で有名ですな)、歌舞伎の女形で有名な澤村田之助(ということは、あの病気のネタも出てくるわけか!)、火消しの新門辰五郎とまぁ、幕末から明治初頭にかけての人物が出てくる出てくる(有名どころはもう二人ほど出てたりしてますが)。
物語としても面白く、ハイレベルなクオリティの作品だと思います。これで続きが早く出てくれていればもっと良いのですが・・・。
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