U-31 2 (2)
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吉原 基貴 網本 将也
講談社 (2004/11/22)
売り上げランキング: 277
通常24時間以内に発送
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1996年アトランタでブラジルを破り一躍スターとなった河野だったが、その後、彼は慢心し、日本代表から名前を見ることはなくなった。ついには所属するチームから解雇を言い渡され、捨てたはずの自分の出身チームへと舞い戻る。決意の証しとしての10番を身につけることを条件に。年齢は28歳。ドイツW杯では31歳となる彼が果たして代表に復帰するのか? 周囲のほとんどは懐疑的なまなざしで見るのだが・・・。
というわけで「オレンジ」終了後期待していたサッカーコミックもこの巻で終了。そーだよなぁ。なんか元チームメイトが出てきて、おや?と思ったんだけど、急な話の展開でビックリ。しかし、ちゃんと"勝者のエスプリ"(もしくは勝者のメンタリティ)も書くし、ドーピング問題だって書く。そして現在の日本サッカーの問題点である「戦術眼」「ユーティリティ」といった観点もちゃんと触れていたりして、硬派なサッカー物語です。連載に加筆修正+ボーナストラックで河野のその後を描いていたりして、なかなかにシビれる物語でしたよ。サッカー好きなら見逃してはまずいです、ええ、もう!
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