2006年8月28日月曜日

げんしけん 8 / 木尾 士目

げんしけん 8 (8)げんしけん 8 (8)
木尾 士目

講談社 2006-08-23
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ま、なんですか。どうもコメントしづらいんだよなー。とか思いながら、読んでましたよ。面白いんですよ、すごく。
笹原と荻上の恋愛クライマックス(とそれにいたるトラウマ話)など、さすが四年生、五年生書いていた作者だけあって、心の機微がすごく出ていてねー。

連載当初はオタク初心者だった笹原のやることなすこと、「ああ、そういうこともあったねー」「してるやついるよねー」とかいうスタンスで見ていて、でもまぁ、心か行動のどこかは斑目だったりするわけですよ(w ああまでオタク的自立コンプレックス?に駆られてはいないよな、と自分に胸に手をあててみたりするわけですが。

でも、この巻でとうとう笹原と荻上がそれなりの関係性を構築してしまったことで、オタクのおおよひ80%(うそです、ちょっと断言気味です)の喪男からは逸脱してしまった(w だって大抵のやつらは多かれ少なかれ班目属性ですからね(w (こと恋愛回路にしてみれば)

まぁ、この「げんしけん」が笹原の成長物語だとすれば、ここらへんで締めるのがいい形でしょう。
ついでにいえば、いきなりすぎた最終話の間に今回エピソードが挿入されて、物語が若干補強されています。これぐらいあってもいいかもね(w

ちょっと時間がとれたら最初から読んで、もう少しこの話の続きを書けたらと思います。

そんなわけで読了記録として。

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