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「おいしい関係」などの作者であることは以前から知っていたが、たまたま本屋でみかけたのでキャッチアップ(いや、便利な言葉だこと!)。
いやね、非常にためになるんですよ。服装、健康、お金、家などについて。年齢的には自分より20歳ぐらい上の作者(いま、50代?のようなので)が、いかにして、今のスタイルを身につけていったのか、というのをアレコレと題材にしながら書いていたり。
女性の年上のお話、ということもあって、ほとんど自分のケースには当てはまらないのだけれど、非常にタメになったわけですよ。
スタイル=価値観であり、それはブランドとか出来合いのシロモノを無条件にありがたがる・・・というわけでもないということはみな頭のどこかでわかっているのだけれど、そういうディシプリンというか、価値観の身に着け方をどうするのか・・・ということは誰も教えてくれない。
この本を読むと至るどころに同じキーワードが出てきます。
それは「考えること」。
自分で、「あ、格好いい」と思った同性と自分とを見てどこがどう違うかを考える。普段着がどんどんルーズになって、ちょっとパーティなどの余所行きの格好とギャップが激しくなったときなど、作者はこと細かく、それでいて囚われることなく(あるときは大雑把に処理して)、必要なことを考えて、自分で行動していくわけですよ。
それは健康でも、食事でも、お金でも、家でもそう。
正直、いろんな意味で衝撃を受けましたね。そんなわけで、自分のスタイルを身に着けたい、とか思うのであれば、男女を問わずオススメです。女性では特にそうではないかと思います。男性の場合は、視点の持ち方とか、異なる世界について覘いてみてはいかがでしょうか。正直、ものすごくタメになりました。
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