学校を出よう!―Escape from The School | |
谷川 流 蒼魚 真青 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
個人的に谷川流月間(w なので読んでみた。
うぉっ、絶妙に微妙(いろんな意味で)。
処女作という点では、これか「涼宮ハルヒの憂鬱」の二冊がほぼ同時期らしいのだが、処女作らしくアレコレとてんこ盛りで、流れに乗り切れるか否かが勝負の分かれ目。というところでは(本音を言えば)辛かった。だが、第一作で判断してはいかんとあちこちの書評系でも書かれているので(w 自分もそれにしたがって第二作へいこうかと思う。正直、最後のせつなさは中々のものなのだし。
「涼宮ハルヒ」シリーズを読んだ人にはわかるが、谷川流という作家はおそらく最初の一口めはいささか苦いがそのあといい塩梅にかめばかむほど味が出る。それもキャラクターの造形だけではなく物語の構成的にも。たとえばハルヒで言えば、単なる学園ドタバタかと思わせておきながら鮮やかに時間SF、平行世界と変化してみせたように。
というわけでこのまま次へ行きます。
0 件のコメント:
コメントを投稿