2004年10月13日水曜日

ザ・ホワイトハウス3 第二話

えーっと、スイマセン。いきなり第二週にして、途中まで見落とすという大失態(いや、これというのもあるDVDのせいなんだが)。
しかし、初期のスタッフたちと大統領とのシコリは最後のシーンで無事解決。という形になったようで何より。
報道官CJへの大統領の率直な物言い、その後、新しいスタッフを部屋から出して、大統領出馬時の選挙スタッフ達兼現政権スタッフ達(彼らと大統領の関係は2ndシーズン冒頭で明らかになっている)に語りかける。「すまなかった」と。
バートレット大統領の今回の台詞、
「月へ行った男達の大半が帰ったきたあと離婚して、新たな女性を妻に迎えた・・・」だったかな、たしか。
詳しくは「人類月に立つ」(FROM THE EARTH TO THE MOON)の中でも語られているけど、結構宇宙飛行士の妻も大変だったらしい。確か記憶では、アポロ13で有名なジム・ラベル船長ぐらいだっけか、離婚しなかったのって(元々幼馴染ってのもあるけどね)。

また、「チャーチルやルーズベルトは言葉が巧みで・・」というくだりもあったけれど、ルーズベルトがかぁ?という疑問もある。英国首相、ウィンストン・チャーチルは名文家でもあり、名演説も数多く残っているが、ルーズベルトはそういう印象はないのだが。
ちなみにチャーチルの演説の中でも有名なくだりは、これかな。
"We shall go on to the end. We shall fight in France,
we shall fight on the seas and oceans, We shall fight with growing confidence and growing strength in the air, We shall defend our island, whatever the cost may be, We shall fight on the beaches, we shall fight on the landing grounds. We shall fight in the fields, and in the streets. We shall fight in the hills, We shall never surrender.We shall never surrender and even if, which I do not for the moment believe, this island or a large part of it were subjugated and starving."

「我々は最後までやり抜きます。フランスで、海で、大洋で戦い続けます。なお高まる確信と意思をもって空でも戦います。いかなる犠牲を払っても、私たちはこの島を守り抜き、海岸で戦い、上陸地点で戦い、野で戦い、街で戦い、丘でも戦い抜きます。一片たりとて信じませんが、もしこの島の大部分が占領され飢餓にさいなまれたとしても我々は決して降伏などしない」


訳文が自己流なのでご了承を。正式な原稿はこちららしい→
ともかく、名演説は人の心を振るわせる、政治家の資質と言ってもいい。どうも日本の政治家では吉田茂のように食えない人物はおおいが、ここ最近の著名な政治家ではウィット、もしくは真摯な発言が聞こえてこない。もしくは言ってはいるのだが、マスコミには取り上げられないだけなのだろうか。
ともかく、次週は見逃しません。また予告で見る限り「拒否権発動」が焦点になる模様。ちょっと来週までに拒否権について勉強してみようかと。

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