えー、5/21日にナムコからAC5が出ますね。Amazonから届くのを待って・・・という話ではありません。
先ごろ調達中止が決まった航空自衛隊のF-2ですが、「防衛庁は19日、次期中期防衛力整備計画(2005―2009年度)の期間中に、敵の戦闘機を迎え撃つ迎撃戦闘機と、爆撃用の支援戦闘機の能力を併せ持つ多目的の新型戦闘機の選定に着手する方針を固めた。 」とのことです。
F-2(FSX)も悲惨な運命の機体となってしまいました。こりゃ時代が時代なら駄っ作機扱いケテーイってやつで、今月号の「軍事研究」誌では、ケチョンケチョンな書かれようです。結局、
(1)設計思想が70年代で挙句にバランスの取れた軽戦闘機をイジることは大手術になるだろう?(実際には、2から3Gで特定の機動(マニューバ)・・・動きをすると翼に亀裂が入るらしい・・・いいのか、それで)
(2)機体容量のキャパシティが無いのにどこに新しいアヴィオニクス(電子機器)を入れるんだゴルァ!(実際にはレーダーは設計の1/3のスペックした満たしていない。ついでにいうとシステムのバグでターゲットをイキナリロストするらしい・・・)
(3)つーか、複合素材の翼なんて検証実験もしないで新しい技術導入は無茶だろう!(事実、ある程度は成功したけど強度不足を補うため金属を使う羽目になり、結局重量がプラマイゼロというトホホな結果に)
という、なんというか、もっと考えとけよ。という話ばかり。ご自慢のASM-1(対艦ミサイル)フルに4つ搭載とい眩暈がしそうなゴッツイ装備も、フルに4つを搭載した光景がないという体たらく。ついでに言えば改良版ASM-3は重量が嵩んで、4つ搭載はどう考えても無理という結果(まともなディレクターというかシステム・コーディネーターみたいなポジションの人はいないのか)。
もっと根本的な問題もあって、国産の空対空ミサイルAAM-4(99式)を積めないという問題(ちなみにF-15Jでも後期型(MSIP)でないとダメです)があって、最新式のスパロー/サイドワインダーも積めるけど、スペックが100%発揮できず20年前と同様のままでしか満たせないという・・・ダメじゃん、こんなの。
(他にもあるF-2のダメな問題点は、こちらから)
まがりなりにも血税使っているんだから、さっさと次の手を考えようっていう防衛庁の考えも良くわかりますが、じゃあ次はどうするんだろう?
F/A-22ラプターは先進的すぎるけどお値段だって半端じゃない。ついでにいくら親日派が多い今のブッシュ政権がもったとしても、そうそう売ってくれるやら。ましてや基本的には日本はライセンス生産だが、認めるわけがないだろう。つーか、アメリカ本国だってほんの一握りの配備数になるだろうなぁ。
F-35AorBorC?JSFで知られるアメリカを中心として進められる次世代の戦闘機・・・だが今の状態は、発売前の大作ゲーム前のようなもので、前評判はいいか実物を拝んだものはなく、それでいて予約数だけはパンパではないという状態。蓋をあけないとどんなものになるのか・・・。だが、武器輸出三原則さえクリアしてさっさと国際パートナー契約を結んで購入予約してしまうのが一番手っ取り早い・・・はず。F-35B(STOL)で、海上自衛隊発足以来の宿願?らしい空母導入を・・・なんて妄想はイクナイ。
F-18E/F スーパーホーネット。FSXのベースにこいつが選ばれていれば最初から苦労はしなかったはずなのだが・・・。どうもF-16だったのは、政治的横槍があったとかないとか。まったく。しかし、こいつもF-16からF-2で苦しんだのと同じようにもともとの機体からは大きく逸脱している。バランスが悪いし、今後の中心となる機体かというわれると正直苦しい。
F-15E F-15の攻撃機タイプ。凶悪だが、国内にあるF-15ベースとはまったく内部は異なっているので別物と考えていい。韓国向けKと、シンガポール向けTがそれぞれ導入決定され、生産ラインも残っている。こちらも10年前ならベターな方法だったんだが・・・。
その他ヨーロッパのグリペンとかラファールとか・・・はアテ馬なので無視。国内生産? バカを言うのはよしましょう。
結局、本命はF/A-22の少数配備+F-15のアップデートかなぁ。本音を言えば、金がかかるF/A-22はちょっとどうかと思うので、F-15J(MSIP)+F-2改良+F-35ってなのが妥当かと思われますが・・・さて、買う前にいろいろ考えるのが楽しいんですが、実際、頼みますよ>防衛庁担当者様
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