面白い。第一次世界大戦の欧州の状況を描いたこの作品は、まだ上巻を読んでいる最中とは言え、あまりに面白く、考えさせられ、そして頭が痛くなってくる。13DAYS(ケビン・コスナーが特別補佐官を演じたキューバ危機)でもケネディ大統領が口にしたのがこの本のことで、しばらく積読状態だったのをようやく最近BSで13DAYSを見たこともあり、読書開始。面白いなぁ。どうしてさっさと読まなかったんだろう。
ドイツ人のあまりドイツ人らしいけどそれじゃまずいだろうっていう、目的と手段を履き違えているとしか思えない気質と頑固さが導いた<シェリーフェン・プラン>(対フランス侵攻計画)と、一方のフランスのあまりに傾倒している哲学的戦意(エラン・ヴィタール)と、実はあまりに弾力的過ぎて単純的すぎて、それじゃまずいだろうフランス人と言いたくなる対ドイツ戦争計画プラン17。
どちらもお国柄が出るなぁ。
読破したら、改めてとりあげますです。はい。
0 件のコメント:
コメントを投稿