2006年7月31日月曜日

メンタル・タフネス / ジム レーヤー

メンタル・タフネス―勝ち抜く「精神力」を手に入れる
メンタル・タフネス―勝ち抜く「精神力」を手に入れるジム レーヤー James E. Loehr 重川 元志


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実はこの一ヶ月、blogも過去に例がないほど(ほぼ毎日更新)していたのですが、それと同時に不幸の連続で、iPodは壊して買いなおす羽目になるわ、手元の機材は壊れるわ、仕事は上手く動かない&トラブルがやってくるなどが繰り返していました。

結構そういうことがあると、精神的なドツボ状態に陥って、とほーっということが続くのが今までだったんですけど、まぁこの本を読んである程度はリカバリーする方法が模索できたかなとは思います。

まぁ、なんですね、至極当然なんですけど、ダメなことがあるとどうも、「ああオレってダメな奴」→「周囲が悪いと暗黙的にも思ってしまう」→「そういう自分に気がついて自己嫌悪」→「ああオレってダメな奴」みたいな、負のスパイラルに陥ることがままありまして、そういうメンタルのダメーな部分をトレーニングしたり、立て直すための方法ってのは安直に言えば酒だったり、引きこもったり(wするわけだったりしたのですけれど、それ以外の方法もあるんだよ。っていうのがこの本の趣旨です。

スポーツ選手がやるメンタル・トレーニングをどうやって実生活に応用していこうか。っていうのもあるわけで、自分のメンタル面をちゃんとタフなシロモノに作り変えるマインド・セットの方法だと思ってください。

安易に酒とかドラッグに逃げないこと。自分が(メンタル面で)ダメージを受けたと悟ったら、それをちゃんと直視して自分の精神が求めている安らぎをとること(でも悪い方向へ行かないこと)。その直視した「嫌な出来事」はクリアにすること、そういうことを繰り返していくうちに、メンタルがタフになり、トラブルが起きてもサクっと次の対応がとれるようになる・・・わけですが、結局そのためには、フィジカルの健全性が肝にもなるので節度ある生活とか自分のそういう身体・精神のサイクル(本の中ではウェーブという表現で書かれているけれど)を維持していこうという面ではありきたりなことしか書いていないのかもしれません。でも、ちゃんと改めて書かれているのを読めば納得はするはずです。というか自分はしましたが(w

一部の処方はLife Hacksにもつながる要素があったりして、本当に興味深い本でしたよ。というわけでメモとして。


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